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7月26日(月)、梅雨が明け、猛烈な暑さが続く会津盆地。厳しい気候のもと、稲の生育を見守る生産者を取材しました。


7月26日(月)、夏の刺すような日差しに照らされたAiZ’S-RiCEの田んぼ。厳しい気候のもと、生産者は稲の生育を見守り、水管理や雑草取り等を続けています。

会津盆地ならではの高温多湿の夏。

会津若松市の西部、一面に広がる青々とした田園の中に、AiZ’S-RiCEを親子で栽培する佐藤耕一さん、健一郎さんの田んぼがあります。梅雨明け以来、晴天が続き、この日も30度を優に超える厳しい暑さです。「この時期、日中は作業どころではありません。なるべく朝のうちに済ませます」と健一郎さん。会津盆地は冬の寒さと積雪に加え、夏の高温多湿な気候も特徴と言えます。それでも近年の暑さは、以前では考えられないほど厳しいそうです。

水を管理して高温から稲を守る。

もちろん、夏の暑さは稲の成長に不可欠です。青々とした田園風景は、陽光に照らされて十分に光合成が行われた賜物と言えます。しかしながら、あまりに高温が続くと、収穫された米の粒が白く硬くなって品質が低下するリスクが高まります。そこで、暑さ対策としてこの時期最も大切なのが水の管理です。用水路から水をなるべく滞留させずにかけ流すことで水温を下げ、稲に快適な状態を保ちます。ただし、水は農家にとって生命線であり、共有の財産です。すべての田んぼに水が行き渡るよう、水源に近い、上流に位置する農家ほど、地域全体に気を配りながら水を活用していきます。

稲のことを第一に考え、手作業で草を刈る。

稲が成長しやすい環境では、雑草もどんどん伸びていきます。それでもAiZ’S-RiCEでは、特別栽培米ガイドラインに基づき、グリホサート系除草剤及びネオニコチノイド系農薬を不使用としているため、ほとんど手作業で草刈りしていきます。でも、どうしてこんなに手間暇を惜しまず、毎日稲と向き合うことができるのでしょうか。「稲は人を待ってくれません。私たちが稲の成長に合わせて、最適な時に最適なことを施す。その大切さを父に教わったのです」と健一郎さんは語ります。AiZ’S-RiCEは、生産者に見守られてすくすくと育ち、会津の米づくりの精神もまた、次の世代へと受け継がれています。

AiZ’S-RiCEをつくる人

米は手をかければ、かけるほど、おいしくなります。努力が結果として現れてくるのが米づくりです。お客様の「うまい」の一言を求めて、これからも親子で稲と向き合っていきます。

代々土地と米づくりの精神を受け継いできた会津の生産者たち。その経験と努力が今日もAiZ’S-RiCEに注がれています。
いよいよ次号は収穫です。ご期待ください。

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