あいづの厳選米の特徴
會津藩の肝煎、佐瀬与次右衛門によって江戸時代前期の貞享元年に書かれた「會津農書」。
これに記されている伝統的な農法に基づき、會津清酒の酒粕を肥料として土壌に施し、地力を高めて稔り豊かに育てた美味しいお米です。
- 会津産コシヒカリは「食味ランキング」で
最上級の「特A」を27回獲得。
- その会津産コシヒカリ1等米の中から、
食味値80点以上(玄米タンパク質含有率6.4%
以下)のみを厳選。
- 特別栽培米ガイドラインに基づいて栽培。
- 会津清酒の酒粕を肥料として使用。
- 安全・安心に配慮し、グリホサート系除草剤
及びネオニコチノイド系農薬を不使用。
「会津農書」とは
「会津農書」は貞享元年(1684 年)、佐瀬与次右衛門が著述した農業指導書。会津の風土に即した農業技術がまとめられています。
この書で与次右衛門が提唱する、酒造りで出た酒粕を肥料に用いた肥沃な土壌づくりは、当時から「米どころ・酒どころ」だった会津らしい農法。
現代において、この地の農業と酒造業の連携をさらに深め、循環型農業の原動力になっています。
酒粕の効用
稲作が産出する稲わら・もみ殻などの有機物に、土中のミネラル成分や有用微生物、さらには酒粕に含まれるアミノ酸、乳酸、ビタミンなどの養分、酵母菌が加わることで、有機物の低温発酵・分解が進み、作物の栄養吸収を潤沢かつスムーズにします。
こうすることで、作物が持つ生命力を最大限に発揮させ、作物本来のうまみや風味がはぐくまれていくのです。