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8月1日(土)、あいづの厳選米(AiZ’S-RiCE)の生育状況や今後の取り組み等について取材しました。


8月1日(土)、梅雨明け直前の会津盆地には、穂ばらみ期を迎えた青々とした田園が広がっていました。
AiZ’S-RiCEの生育状況や今後の取り組み等について取材しました。

青々とした田園。穂ばらみ期を迎えた稲たち。

昨年は登熟期に高温の日が続いたことで、収穫量は増えましたが、食味値の基準を満たしたお米は限られました。そこで、今年は5月中旬に遅植を行ったことで、8月初旬に茎の中で穂が作られ成長する穂ばらみ期を迎えました。穂ばらみ期は、稲の茎葉からの蒸散が多いと言われ、圃場を乾燥させないことが大切。今年の梅雨は平年を大幅に上回る雨量だったことが幸いし、水不足の心配なく、阿賀川の豊かな水が会津盆地を潤しています。

環境と共存しながら、ICTで害虫へ対応。

AiZ’S-RiCEでは、会津藩の伝統農法が記された「会津農書」に即して会津清酒の酒粕を肥料として加え、グリホサート系除草剤及びネオニコチノイド系農薬を今年度から不使用としています。一方、環境にやさしい栽培法であるため、カメムシ等の害虫との戦いは避けられません。そこで、活躍しているのがドローン。液剤をムラなく均一に短時間で散布することができ、稲や環境への影響を抑えながら稲を害虫から守っています。

小型ドローンで上空から生育状況をチェック。

ドローンのメリットはそれだけではありません。稲は栄養状態等で葉の色が変わり、生産者はその違いに応じて水や養分を調整することで、病気を防いだり、成長を促したりしています。ドローンで上空から見れば、その違いが路上からより一目瞭然となり、必要なところだけにミネラル成分の葉面散布等を行うことが可能です。「お米は毎年1回しか収穫できません。米づくりのためなら、どんなことでも挑戦したい」と荒井さんは語ります。

AiZ’S-RiCEをつくる人

人口が増えていた高度成長期は、味に関係なくお米がどんどん売れる時代でした。でも、今はそうはいきません。食味値100のお米を一度でいいから育ててみたい。そのために一年一年を大切にしていきます。

伝統農法も、ドローンも、すべてはもっと安心でおいしいお米づくりのために。
収穫まであと約2カ月。稲の成長と生産者の挑戦をこれからも追いかけていきます。

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