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10月7日(木)、金色に照らされた稲穂。AiZ’S-RiCEの田んぼでも稲刈りを実施。その様子を取材しました。


穏やかな晴天に恵まれた秋の会津盆地。金色に照らされた稲穂たちは収穫のタイミングを待っているかのようでした。10月7日㈭、AiZ’S-RiCEの田んぼでも稲刈りを実施。その様子を取材しました。

稲と向き合ってきた努力が実を結ぶ日。

磐梯山の麓に広がる会津盆地。金色の稲穂が風に揺れる。

澄み渡る秋空の下、今回お伺いした武田さんの田んぼは、実をふくらませた稲穂が陽光にまぶしく照らされていました。春の田植え以来、雨の日も酷暑の日も欠かすことなく見守ってきた稲がいよいよ収穫を迎えます。「今年で3年目。1年目は基準をクリアできず、昨年は少量でしたが初めてAiZ’S-RiCEとして出荷できました。去年以上によりよい米をつくりたい。その一心で取り組んできました」と武田さんは3年目にかけた想いを語ります。

手間も暇もかかるAiZ’S-RiCEを栽培する理由。

稲刈り作業。時期を見極め、一気に刈り取る。

武田さんは、父から先祖代々の田んぼを受け継いで以来、20年以上の経験を持つ米づくりのプロフェッショナル。それでもAiZ’S-RiCEの厳しい基準をクリアするのは容易ではありません。ではなぜそんな手間も暇もかかるAiZ’S-RiCEを栽培するのでしょうか。「かつては新潟県産米にも並んだ会津産コシヒカリですが、震災後に大きく価格が低下。この状況を何とかしたいのです」と武田さん。収益はもちろん大事ですが、それだけのためではありません。高齢化や後継者不足等、多くの課題を抱える中、改めて生産者たちが誇りを持って米づくりを行い、適正な評価を受けるための「旗印」として会津の最高峰の品質を目指しているのです。

収穫はおいしさを決める最後の仕事。

大切に育ててきた稲を収穫。やさしく抱きかかえる武田さん。

稲は一般的に肥料を与えると収量は増える一方、食味は低下します。AiZ’S-RiCEは、若干の収量低下は覚悟の上で肥料を抑え、雑草を手作業で抜き取る等、手間と暇をかけて我が子のように育てられます。稲刈りはその品質を決める最後の仕事。特に収穫のタイミングに細心の注意を払います。「おいしさを左右するのはみずみずしさ。収穫が遅すぎると水分が失われ、早すぎると青っぽくなる。その見極めが重要です。」今日は絶好の収穫日和。秋晴れのもと、コンバインで速やかに刈り取ります。その中から食味値80点以上の基準をクリアした米だけがAiZ’S-RiCEとして出荷されます。生産者の努力と想いが詰まった新米をぜひご賞味ください。

AiZ’S-RiCEをつくる人

会津若松市 武田 芳仁さん

お米の味は、生産者の努力の味。ただ収入を得るためだけなら、こんな苦労は続けられていないと思います。私が育てた3年目のAiZ’S-RiCE。ぜひ味わってみてください。

ついに収穫を迎えたAiZ’S-RiCE。
今年だけのおいしさを、みなさまのもとへお届けします。
生産者たちが心を込めて育て上げたAiZ’S-RiCE。どうぞご堪能ください。

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